一般的にロー付けが困難なチタンと異種合金を接合する為に、チタンにロー付け専用のメッキをします。
又、ステン材等にロー付け用メッキをする事により、直接ロー付けした物やスポット付けの様な熱による焼け(酸化皮膜)が軽減できます。
*ロー付け用メッキは、必ずロー付け後ハガシをしてください。
適応素材 | チタン合金(β・ハーフ材) 64チタン、ゴムメタル NT材(形状記憶合金) ステン |
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ロー付け用メッキハガシライン
ロー付け用メッキは,ロー付け後ロー離れしないように、専用のハガシ液にてメッキのハクリを行ないます。メッキを剥す事により素材を表面に出します。
*ロー付け用メッキを剥す際、ロー付けした素材が、ハガシ液に適さないものがあり、ひどい素地荒れ等を起こす場合がありますので、加工(ロー付け用メッキ)前にご確認・ご相談ください。
チタン合金と銅材をロー付けした品物
〇 加工内容
チタン合金のリムにロー付け用メッキを加工。
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メッキをしたリムとベリ銅のヨロイをロー付け加工。
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ロー付け部分のろう材もれ研磨後、ロー付け用メッキハクリ・酸処理。
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研磨
ロー付けにお困りの方は、ご連絡お待ちしております。
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