・陽極側でCuは電子を2個渡してCu2+(銅イオン)になり金属の溶解が起こります。
・陰極側では、引き寄せられた陽イオン(Cu2+)が電子を2個受け取って銅原子(Cu)になり陰極に付着します。
原子は正の電荷を帯びた原子核とその周りに負の電荷を帯びた電子で構成されていて、その原子核は、陽子と電気的に中性な中性子からできています。
そこで、銅原子は29個の陽子と、同じ数の電子を持っており、電気的に中性な原子になっていて安定していますが、電気分解により陽極側では、その29個の電子のうちの2個が放出されて、正の電荷をもった陽子が2個多くなるので2+の電荷を持った陽イオンになり、銅の溶解が起こります。